タスマニア人が収容された美しくも悲しい【フリンダース島】

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目次

フリンダース島ってどんな島?

フリンダース島は、タスマニア島の北東岸にあり、タスマニア島とオーストラリア本土の間にあるバス海峡に浮かぶ52の島々で構成されているファーノー諸島(Furneaux group)の本島です。ファーノー諸島には、100島ほどあるのですが、大きな島は、フリンダース島の他にもケープバレン島やクラーク島などがあります。牧畜やミズナギドリ漁で生計をたてて生活しています。

1800年代前半に起こったヨーロッパ人入植者による先住民族アボリジニへの暴力行為があり、それに対してアボリジニが抵抗し、「ブラック・ウォー」と呼ばれています。「ブラック・ウォー」では多くのアボリジニが殺され、そして残りのアボリジニは、ハンター島やフリンダース島に移送されました。そんな悲しい歴史がある島です。

美しい豊かな自然が残っており、絶滅したと思われていたニューホランドマウスが17年ぶりに2021年に再発見されました。

フリンダース島へのアクセス

フリンダース島は、ロンセストン(Launceston)からシャープエアラインズが運行する飛行機で35分(1日1往復)やバードポート(Bridport)からのフェリーでアクセスできます。

フリンダース島のおすすめ観光スポット

フリンダース島の東側には、セラーズラグーンやローガンラグーン、サウス・チェイン・ラグーンなどの多くの湖があり、ラムサール条約で保護され、たくさんの水鳥の棲家になっています。のんびりと湖畔で過ごしたい人にはおすすめです。

フリンダース島のおすすめ観光スポット①ストルゼレッキー・ピークス(Strzelecki Peaks)

ストルゼレッキー山は、ストルゼレッキー国立公園の国立公園の中にあり、公園には、100種以上の鳥やウォンバットなどが生息しています。ストルゼレッキー山は、ストルゼレッキー山はフリンダース島の最高点の標高756mで、タスマニア本土からも見ることができます。いくつかのハイキングコースがあり、おおよそ4~5時間で登頂できます。

トラックは5km程度と長く、非常に急な場合や細い道もありますので、適切な服装を充備する必要があります。また、山頂では非常に寒くて風が強いことがあるので防寒対策も必要です。火災の危険性が高い時期には、登山が禁止されています。また、タスマニアの国立公園への入場には、公園パスが必要です。

ストルゼレッキーピークへの道はホワイトマークから12.5kmから始まります。ホワイトマークから、道路B85を南に(レディーバロンに向かって)進み、道路C806に曲がります。C806に沿って6km進むと、左側にストルゼレッキーピークスへのウォーキングトラックの開始を示す標識と踏み越し段があります。

花崗岩がむき出しになっている山頂では、ストルゼレッキー国立公園や、「ロアリング フォーティーズ」と呼ばれる、タスマニアとその周辺の海域の島々、そして見事なビーチ、ターコイズブルーの海、さわやかな白い砂浜が一望できます。

ストルゼレッキー国立公園では、トレッキングの他に、水泳、シュノーケリング、釣り、カヤックなどのアクティビティも体験できます。

ホワイトマーク(Whitemark)のフリンダース・アイランド・フレッシュ(Flinders Island Fresh)で手に入る、上質の特産品をピクニック・バスケットに詰めて出かけましょう。

所在地: 11 Franklin Parade, Lady Barron TAS 7255 オーストラリア電話: +61 421 667 157

フリンダース島のおすすめ観光スポット②フルノー蒸留所
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フリンダース島の西海岸に立っている「フルーノ蒸留所」では、地元で栽培された植物や海上泥炭を使用して最新のブレンドを作成しています。シングルモルトウィスキーが目玉商品ですが、ジンなどもあり、テイスティングツアーも開催されています。

フリンダース島のおすすめ観光スポット③フルノーミュージアム

フルノー博物館では、難破船、開拓者の生活、1833〜47年のタスマニアアボリジニのワイバレンナ集落、マトンバード猟の伝統、兵士の集落、島の家族などの歴史を学ぶことができる様々な品物や伝統的なアボリジニの貝殻ネックレスのコレクションが展示されています。

ホワイトマークの元の警察署の一部が移転されており、そこに収容されていた囚人の落書きが微かに残っています。

  • 営業時間:12月26日– 4月30日 火曜日から日曜日 13:00~17:00       5月1日〜12月24日 土曜日と日曜日の 午後1時〜午後4時ボランティアの空き状況に応じて予約制(少なくとも48時間前に通知)
    休館日:月曜日と聖金曜日は休業
  • 連絡先:0418 345 989にテキストメッセージを送信furneauxmuseum@gmail.com にメールを送信
  • 入場料:$5.00(現金のみ)
フリンダース島のおすすめ観光スポット④トロウザーズポイントビーチ

フリンダース島の南西部、ストルゼレッキーの麓にあるトロウザーズポイントビーチは、おそらくフリンダース島で最も有名なビーチです。青い海、素晴らしく白い砂浜、そしてその上に急にそびえる花崗岩の山々は、見事な景観を作り出しています。この2kmのサーキットウォークは、トラウザーズポイントビーチから始まり、トラウザーズポイント周辺の海岸沿いのトラックをたどります。途中で、他のバス海峡の島々の見事で絶えず変化する景色が見られます。最終的には、魅力的な花崗岩の洞窟と岩層のある、同じように美しいフォザーリンゲートビーチに到着します。同じTrousersPointCoastal Trackの周りに戻ることも、砂利道を経由して直接戻ることもできます。

フリンダース島のおすすめ観光スポット⑤エッグビーチ

フリンダース島の北西部のキリークランキーの先にあるエッグビーチでは、卵の形の石が敷き詰められています。

フリンダース島のおすすめ観光スポット⑥オールポーツビーチ

フルノーミュージアムから西に走ったところにあるビーチで、砂地が美しく、透明度も高いため、シュノーケリングにおすすめです。

フリンダース島のおすすめ観光スポット⑦ワイバレンナ教会(Wybalenna Chapel)

ウィバレンナは1834年にいわゆる「アボリジニの集落」として設立され、134人のアボリジニが収容され、「文明化とキリスト教化」を目的としてそこに配置されました。ワイバレンナ教会は、フリンダース島の歴史的な礼拝堂です。100人を超えるアボリジニがここに埋葬されています。

フリンダース島のおすすめ観光スポット⑧ウナバルワインヤード(Unavale Vineyard)

ストルゼレッキーの麓にあるウナバルワインヤード(Unavale Vineyard)は、1999年に設立された会社で、現在5種類6000本のブドウの木があり、毎年最大17トンの果実が収穫されます。ホロホロチョウやロウバシガンがブドウの木全体を歩き回り、害虫駆除を行うため、天然の有機ワインを作ることができます。

ブドウの木の植え付けや植え付けから、剪定、収穫、瓶詰めに至るまで、フリンダース島で行われており、中でもソーヴィニヨンブランとリースリングはワインショーで賞も受賞しています。

  • 住所:8 Badger Corner Road、Lady Barron、フリンダース島、タスマニア7255オーストラリア
  • 電話番号:0407 939 283
  • 営業時間:11:00〜16:00

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