宮古島に行くなら見てみたい!宮古島の奇祭「パーントゥ」

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宮古島の奇祭「パーントゥ」ってなに??

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「パーントゥ」とは、1993年に重要無形民俗文化財に指定されている宮古島で行われる悪霊払いの伝統行事で、宮古島の泥祭りです。2018年には、「来訪神:仮面・仮装の神々」の一つとして、ユネスコの文化遺産にも登録されました。

来訪神:仮面・仮装の神々」に登録された離島のお祭りとその周辺の見てみたいお祭りをまとめました。

宮古島の平良島尻と上野野原の2地区で行われます(両地区で内容は異なります)。悪霊払いのこの奇祭は、年に3回行われますが、10月にある3回目に、泥を塗りたくった神パーントゥが現われ、建物や見物人に泥をこすりつけます。

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来訪神のパーントゥは3体で、毎年島尻地区の青年から選ばれます。仮面を着け蔓草のシイノキカズラをまとい、宮島小学校の東側にある「ンマリガー(産まれ泉)」と呼ばれる特別な泉の底の泥を全身に塗りたくります。かつて、産湯には必ずこの泉の水を用いたそうです。5人の女性神役(ミズマイ)にウパッタヌシバラ(拝所)で祈願をしてから集落に出て厄払いをします。

パーントゥが開催される地区

パーントゥの里島尻

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平良から池間島へ向かう島一周道路から右に曲がると島尻集落です。曲がる少し手前の道路沿いに「パーントゥの里へ島尻」の目立つ看板があるのですぐわかると思います。集落へと入っていく道路を真っ直ぐ行くと、さらに交差点に「パーントゥの里へようこそ」の看板があります。島尻地区は島尻集落と狩俣集落で構成され、南北に細長く伸びたこのエリアは漁業が盛んな地域で、狩俣で採れたタコやイカ、もずくなどの海の幸は絶品との評判です。

パーントゥの開催期間

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国の重要無形民俗文化財であるにもかかわらず、観光客からのクレームがあとを絶たず、宮古島観光協会の方でもホームページに日程を載せることをしていないそうです。観光協会に直接問い合わせましょう。

島尻集落では年に3回(旧暦3月末から4月初、旧暦5月末から6月初、旧暦9月吉日)行われますが、パーントゥが出現するのは、3回目の「パーントゥ・プナハ」です。※2017年は10月25日と26日、2018年は10月8日と9日に開催されました。

宮古島観光協会のホームページはこちらです。

伝統的な泥祭り「パーントゥ」の由来 

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干ばつの日々が続いたある日、海岸に木の仮面が流れ着き、それをかぶり村人を驚かしたところ、雨が降り始めたことが最初だといわれています。

また、神が降臨した時の姿とも言われており、パーントゥに泥を塗られると厄払いになると言われていて、来訪神のパーントゥ役は、泥をつけようと襲いかかり、市民はもちろん、警察官、新築の家も家の中にも、車や車内も例外ではなく泥を塗られ、集落全体が恐怖の悲鳴と笑い声で包まれます。

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