離島のデイサービスで働く看護師③利用者とスタッフの距離

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離島は、人口が少なく、狭いので、買い物や散歩に出かけたら利用者の人とばったり出会ったり、知り合いの親戚が利用者さんである、なんてことがざらにあります。

どこそこに住んでいるや、買い物に行ったなどのプライベートはあまり守られませんが、その分親近感を持って利用者さんと関わることができます。

昭和時代のみんなで子どもを育てる、ではないですが、島のみんなで支えるあたたかさが離島にはあります。

逆に、利用者さんの昔の話もよく聞きます。

誰それと結婚していて、離婚した、だのあそこで働いている誰それが息子で、あそこの嫁さんが、娘だの・・・。「えぇ〜、あそこの人と親戚だったの!?」とか、「え、あそこ全部自分の土地なんですか?」とかも結構あって面白いです。

みんなが知り合いの島だから、親近感が大きく、自分のおじいちゃん、おばぁちゃんのように思い、より一層の愛情を持って関わりができます。

利用者も少ないので、その人の好みや個性に合わせて丁寧に関わっていくことができ、時間も気持ちも余裕を持って働くことができるのが魅力です。

入浴介助もその人に合わせた椅子などを使っています。食事内容もメニューの魚をその人の好みに合わせて、牛肉などに変更して出すことができています。

要介護者には、個別機能訓練も診療所やリハビリ、家族と連携をとり、丁寧に行えています。要支援者にも個々のレベルや尊厳を考え、集団機能訓練ではありますが、いつまでもIADLを落とさないように考慮し、行っています。

離島だからできないこともたくさんありますが、離島だからこそできることもたくさんあり、少しでも充実した時間を過ごしていただけるようにしていきたいと思っています。

自分が惚れた島だから、その島に住んできた、この自然を守って来てくれた先人に感謝して、恩を返すように働いていきたいと思っています。

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