離島のデイサービスで働く看護師①看護師がたった一人

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海なし県の地元で実家から電車で40分、自転車なら30分の奇妙な立地の県立医科大学に4年間通い、卒業してからは都会の地域支援医療病院に入職しました。

その病院のHCUで1年8ヶ月働き、職場環境に耐えられず退職。それからは鹿児島の徳之島や沖縄の宮古島、北海道の利尻島など離島を中心に飲食店でリゾートバイトをしながら全国を遊びながら飛び回っていました。そして地元に帰省したときには、一日単発の訪問入浴やデイサービスなどで看護師のアルバイトをしながら生活をしていました。

そんなこんなで、リゾートバイト生活2年目にSNSで知り合った女の子の紹介で小笠原諸島父島の飲食店で働くことになり、そこで出会った人たち、海の美しさ、自然の豊かさに惚れ込み、もっとここに住みたい!!と感じ、安定した職をもち、小笠原に貢献したいと考え、今現在小笠原諸島の父島のデイサービスで看護師として働いています。

ちなみに職場からの景色がこちら↓

わたしが小笠原に来た当初は、デイサービスには常勤の派遣看護師と小笠原在住のパートの看護師2人の3人体制でした。常勤の派遣看護師が1ヶ月後に契約が切れるので、2週間の引き継ぎ期間をおいて入れ替わりでわたしが入職することになりました。

パートの看護師2人は、子育てや扶養の関係で週1〜月2,3回の出勤で、ほとんどがわたし一人で対応するという形でした。

利用者は全員で30人ほどで、1日の利用者は5〜10人程度の規模の入浴中心のデイサービスで、午前中に要介護の利用者3〜5人程度が入浴サービスを利用します。この入浴後の皮膚状況などを評価し、定期診察時の情報提供をしたり、昼食後の内服薬の管理をしたりというのがこのデイサービスにおける主な看護師の仕事です。午後からは昼食をとり、午後からは体操とレクレーションを行います。

季節行事として、抹茶を入れたり、運動会をしたりしますが、小笠原ならではで、クジラの来島シーズンになると、ホエールウォッチングにドライブに出かけたりもします。

母島のデイサービス事業所とも連携し、母島へ出張にいくこともあります。

現在、デイサービスで個別機能訓練を取り入れる体制を作るのが目下の仕事です。個別訓練計画書や個別訓練の具体的な内容をまとめています。一から個別機能訓練を取り入れる流れについてはまた別の記事で紹介します。

また、離島なので、利用者の家族が内地に行くときやレスパイトのためにショートステイにも対応しています。

わたしはHCUの経験しかなく、それもたった1年8ヶ月だったので、人工呼吸器やCHDFなどの管理は分かりますが、スキンテアのある方に対してどのようなドレッシング材を選択し、どの薬を塗ればいいのかという知識がほとんどありませんでした。

相談できる経験豊富な看護師もおらず、大学で学んだことを思い出してみたり、ドレッシング材の本を購入し、勉強したりと手探り状態でした。

不安でたくさんの本を購入したのですが、その中でも役に立った本を紹介します。

褥瘡・創傷の「ドレッシング材」「外用薬」の選び方と使い方

高齢者は皮膚が脆弱でスキンテアなどが発生しやすいです。テガダームやプラスモイストなどのドレッシング材やアズノールやゲンタシンなどの外用薬を常備している利用者さんは多く、利用者さんが持っている薬の中から最適なものを選択し、使用する必要があり、そんなときに役立つ本です。

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治療薬ハンドブック2021 薬剤選択と処方のポイント

治療薬ハンドブックはどこの病棟にも必ず1冊は常備されている参考書で、見たことあるはずですが、デイサービスでも必携です。

デイサービスでは、医師の診断書や検査データなどを見ることができないため、利用者さんの現状や既往歴などの情報がうまく手に入らないことがあります。

そんな時は、利用者さんの内服している薬を調べて、利用者さんの既往歴や現状、そして内服薬の変更から利用者さんの変化を把握する必要があります。

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デイサービスでの看護は、在宅看護と重なる部分があり、自宅での看護をイメージしながらケアにあたるといいです。

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