沖縄県全土で開催される海神祭 ハーリーに行ってみた

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目次

海神祭とは?

海人祭とは、沖縄県全土で開催されるお祭りで、その名の通り海の神を祀り、豊作、豊漁を祈る伝統行事です。毎年6月6日に開催されます。

8時頃から地域の老人会や幼稚園児の踊りなどが披露され、宮古島では、12時頃に鰹の切り身が大盤振る舞いとして見物客に投げられます(カツオの血が飛び散るらしいです)。そして海神祭のメインイベントがハーリーです!!!!

ハーリーってなに??

ハーリーとは、8人程度の人数でサバニに乗り、タイムを競うレースのことです。

サバニってなに??

沖縄や奄美群島でスナックやカラオケに行くと若い人からおっちゃんがよく歌っている「ダイナミック琉球/イクマあきら」の歌詞にも出てくるサバニ


ダイナミック琉球/イクマあきら

サバニとは、木でできている沖縄伝統の舟のことで、宮古島には宮古島で起きた一大事件を知らせるためにちっこい舟に3人くらいで乗って石垣島まで行ったらしいです。(久松五勇士)

実際のハーリーの様子

宮古島では、あらゆる漁港でハーリーが海神祭が催されていました。中でもハーリーの会場となっていたのは、宮古島のパイナガマビーチと伊良部島の佐良浜港、そして久松漁港です。

初めは伊良部島のハーリーのレースを見に行きました。大きな旗を振り下ろすとレース開始の合図。

最初は小学生の乗り手がタイムを競います。「オーエス、オーエス」の掛け声で懸命に漕ぎますが、まっすぐ進むのも難しい様子でした。港の壁に激突したり、Uターンしてしまったり、途中で転覆してしまう舟もたくさんありました。

伊良部島の海神祭は地域のお祭り色が強く、アナウンスはおそらく地元の小学生の放送部。「今ゴールしたのは、あれは●●くんのお姉ちゃんでしょうか」などと和気藹々とお祭りを楽しんでいるようでした。

反対にパイナガマビーチで開催されていたレースは海上保安庁や自衛隊のチームも参加していて、激闘のレース!!伊良部島と違い、見るのは少し遠くからになってしまうのですが、大人の本気を見ることができるのでこっちはこっちでとても面白いです。海神祭りの日にちよりも宮古島への来島が早かった場合には、パイナガマビーチに行けば、ハーリーの練習風景が観れるかも!?

宮古島の海神祭のハーリー(サバニのレース)を動画でまとめてみました。


宮古島の海神祭 サバニレース

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