瀬戸内海の離島でアートを感じる!『瀬戸内国際芸術祭』

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『瀬戸内国際芸術祭』と『ART SETOUCHI』

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https://setouchi-artfest.jp/artworks-artists/archive/2019/naoshima/

瀬戸内海には、小豆島や草間彌生さんの作品「かぼちゃ」で有名な直島などたくさんの島々がありますが、12の島と2つの港で3年に一度瀬戸内国際芸術祭が開催されます。(次回は2020年に開催されます。)この瀬戸内国際芸術祭の終わった後や準備期間中にも「瀬戸内を盛り上げよう!」という試みが『ART SETOUCHI』です。この二つのイベントは、「あるものを活かし新しい価値を生み出す」をコンセプトに、毎年多くの人が訪れるイベントになっています。

『ART SETOUCHI』

『ART SETOUCHI』は、瀬戸内国際芸術祭で発表された作品のうち、継続展示が決定した作品を鑑賞することができます。常に開催されているわけではなく、観光客が多い春、夏、秋に開催されるのですが、屋外作品はいつでも鑑賞することができます。

ART SETOUCHIをお得に鑑賞できる3シーズンで使えるパスポートも販売されています。早めに購入するとさらにお得なので、こちらのホームページからチェックしてみてください。

瀬戸内国際芸術祭の目玉作品

瀬戸内の島々に来たなら、絶対に見逃せないのは、水玉模様で有名な草間彌生の作品と、現代建築の父である安藤忠雄の作品でしょう。島々を渡り歩くのは、時間がかかりますし、作品数もとても多く、すべての作品を見て回るのはきついでしょう。いくつか見たい作品を見繕っておいて、じっくりと鑑賞するのがおすすめです。

見逃せないおすすめ作品①草間彌生「赤カボチャ」in 直島

「太陽の『赤い光』を宇宙の果てまで探してきて、それは直島の海の中で赤カボチャに変身してしまった」とこの作品について草間彌生は語っています。高松港から直島までフェリーで行くときに一番に目に入ってくる作品です。

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https://setouchi-artfest.jp/artworks-artists/archive/2019/naoshima/

見逃せないおすすめ作品②安藤忠雄「地中美術館」in 直島

安藤忠雄の建築作品は、光と空間を巧みに操ります。地下でありながら、自然光を多く取り込み、地下であるからこその光の入り込みによって、一日の間でも作品の表情が変わります。一日中いたい、そして何度でも季節を変えて訪れたい場所です。

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https://setouchi-artfest.jp/artworks-artists/archive/2019/shodoshima/

見逃せないおすすめ作品③チェ・ジョンファ(崔正化)「太陽の贈り物」in 小豆島

オリーブの葉をモチーフにした王冠です。小豆島は、オリーブの生産で有名です。ノアの方舟の伝説で、鳩がくわえてきたのは、オリーブの葉でした。オリーブは、太陽からの贈り物であり、希望の象徴です。ぜひ王冠の中に見える瀬戸内の海を堪能してください。

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https://setouchi-artfest.jp/artworks-artists/archive/2019/shodoshima/
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見逃せないおすすめ作品④清水久和「オリーブのリーゼント」in 小豆島

瀬戸内海は、日当たりがよく、オリーブの生産としても有名です。そんなオリーブ畑の真ん中に置かれたリーゼント。実は、無人販売の屋台にもなっていて、窪んだところに野菜などが置けます。ぜひ購入してみてくださいね。

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https://setouchi-artfest.jp/artworks-artists/archive/2019/shodoshima/
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見逃せないおすすめ作品⑤松本勇馬+わらアートJAPAN「Leftover」in 小豆島

藁で作られたブタの巨大なモニュメントです。

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https://setouchi-artfest.jp/artworks-artists/archive/2019/shodoshima/

見逃せないおすすめ作品⑥エステル・ストッカー「思考の輪郭」in粟島

白い大きな部屋に黒の直線が引かれ、所々その直線が立体的に三角に折り曲がっています。まるで心電図が入り混じったようで、錯綜しているようでいて、整然とした印象を受けます。「思考の輪郭」というタイトルと、この作品をあなたはどう結びつけますか?

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https://setouchi-artfest.jp/artworks-artists/archive/2019/awashima/

見逃せないおすすめ作品⑦TEAM男気「タコツボル」in男木島

港にデーンと置かれた巨大なタコツボ。男木島では、タコ漁は伝統の漁で、子どもたちの遊び場として解放されています。この作品は、男木島にあるのですが、製作者のチーム名にはクスッときますね。

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https://setouchi-artfest.jp/artworks-artists/archive/2019/ogijima/

見逃せないおすすめ作品⑧オニノコプロダクション「オニノコ瓦プロジェクション」in女木島

瀬戸内海は、桃太郎伝説があります。鬼が住んでいたと伝えられる洞窟に、県内の中学生が作ったたくさんの鬼瓦を展示しています。鬼ヶ島大洞窟で鑑賞できます。

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https://setouchi-artfest.jp/artworks-artists/archive/2019/megijima/

見逃せないおすすめ作品⑨アレクサンドル・ポノマリョフ「水の下の船」in本島

本島は、塩飽水軍の本拠地でもあり、造船技術が発展した島でもありました。船で発展した島の町に思いを馳せて作られた作品です。

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見逃せないおすすめ作品⑩栗林隆「伊吹の樹」in伊吹島

伊吹島では、出産の前後になると、「出部屋」と呼ばれる場所にこもって女性だけで集団生活をする風習があります。この出部屋の跡地に子宮をイメージした生命の樹のアートを作りました。子宮から世界へ飛び出していくということも意味しています。

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https://setouchi-artfest.jp/artworks-artists/artworks/ibukijima/287.html

アートツアーに申し込めば、楽々回れる!

島々を回るので、移動には船が必須。船の時間もあるし、思うように効率よく回るのはとても大変です。しかし、琴平バスが「ART SETOUCHI」のツアーを開催してくれています。お一人様からでも申し込めるので、一人でゆっくりアートを鑑賞したい人でも満足できます。

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