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スキンダイビングとは

タンクを背負わずにシュノーケリングの装備で海に潜ることをスキンダイビングと言います。シュノーケリングの装備さえあればできるので、スキューバダイビングと比べて荷物が少なくて済みますし、お金も安くつきます。フリーダイビングと言ったりもしますが、フリーダイビングの場合は競技性が強く、深度や距離、時間を競う競技などがあります。
スキンダイビングの潜り方とコツ
スキンダイビングで海中に潜るにはコツがいります。写真ではなかなか分かりにくいかもしれませんが、参考にしてみてください。スキンダイビングをマスターするには、誰かに実際に教えてもらうのが一番です。あとでスキンダイビングのスクールもご紹介します。
①海底を見た状態で真っ直ぐ水面に浮く
視線はおへその下から海底に向かったところに落とす

②息をゆーっくり大きく吸って止める
実は、「息が苦しい状態」と「体の中の酸素が無い」はイコールではありません。息が苦しくなる理由は、血中の二酸化炭素濃度が上がるからです。「息が苦しくても酸素は残っている」ということを常に頭に入れておきましょう。焦ったり不安になったりすると、脳は一気に酸素を使ってしまうので、落ち着くことが大事。楽しくゆったりとした気持ちで泳ぐのが息が長く持つコツです。
③視線を海底に残したまま、腰を直角に曲げて頭を下にする

④逆立ちをするように、足をまっすぐ上に向ける

⑤だんだん沈んできたらあとはゆっくり両足を大きくバタ足して潜っていく
耳抜きのコツ
深く潜ると、耳が痛くなってきます。高いところから低いところに行った時や、トンネルに入った時などの気圧の変化があったときに、耳の感覚がおかしくなった経験があると思います。それが気圧から水圧に代わっただけなので、原理は同じです。
耳抜きの方法にはいくつかありますが、簡単に行うコツは
マスクの上から親指と人差し指で鼻をつまみ、
口を閉じて耳に空気を送ることです。
「プッ」と耳から空気が抜けていくような感覚がつかめると思います。片方の耳しか抜けなかったときは、抜けていない方の耳を上にしてもう一回やってみてください。1m潜るごとに行うと安心です。
慣れてくると、口を少し動かしただけで耳抜きができるようになったりもします。