トレッキングの島「ランギトト島」と幻の鳥に会える島「モトゥタプ島」へのアイランドポッピング

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目次

ランギトト島ってどんな島?

オークランドの港から海を見ると、そのきれいな三角形の島の容姿がとても目立っているランギトト島。フェリーで約25分で行くことができます。ランギトト島は無人島ですが、細かくトレッキングコースが設置されている”トレッキングの島”でもあり、ハイキングや日帰り旅行に人気の場所です。ランギトトは600年前、大規模な海底噴火により突然出現した火山島で、オークランド一帯では最も若くて大きな火山です。 

CBDにある港から往復57ドル、30分程度で到着します。島内にはいくつかの地レッキングルートがあり、山頂には最短のトレッキングルートで片道1時間程度で登ることができます。フェリーの中では本格的なコーヒーが飲め、軽食も購入できます。島内では水や食料を購入できる場所はないので、水やランチ、軽食は十分に持っていきましょう。

4WDの連結トレーラーに乗るガイド付きツアーに参加するか、徒歩(片道約1時間)で頂上を目指すことができます。途中には液状の溶岩が流れた跡にできたチューブ型の洞窟があります。暗いので、懐中電灯かスマホのライトが必要です。

ランギトト島まではガイド付きのカヤックツアーに参加することもできます。ちょっと冒険するなら夕方のカヤックに挑戦してみましょう。島の頂上から壮大な夕日を見てから、輝く街の明かりに向かって星空の下を漕いで戻ります。

ランギトト島の見どころを紹介!

ランギトト島は、ガイドブックを読んだ限りだとそれほど大きくないように書かれていますが、意外と大きいです。なので効率良く回る必要です。①がフェリーが発着する場所で、⑧がランギトト島の山頂です。

ランギトト島の西側ははっきり行ってそれほど行かなくていいと思います。

島の西側のルートにはビーチとこんな灯台(遠目に見えるだけ)だけです

最初は①から真っ直ぐ⑧の山頂に向かって真っ直ぐ登りましょう。そして山頂から⑨のラバーケイブ(Lava Caves)へ。そこから⑫のBoulder Bay(Wreck bay)へ(沈没船が見れます)。そして②Islington Bay Walf、⑪モトゥタプ島(Motutapu island)へ行って来た道を戻れば効率良くランギトト島を堪能できます。来た道と違う道もありますが、そっちを歩くと2時間以上かかるので、元来た道を戻りましょう。

道は火山岩でゴツゴツなので底がしっかりとした歩きやすい靴でいきましょう。私はガイドブックの3時間で十分というのを鵜呑みにしてサンダルで行ってしまい、ものすごく後悔しました(結局6時間近く歩き続けました。途中船に間に合わなさそうになり、猛ダッシュしました)。

ランギトト島の見どころ①山頂からの眺め

ランギトト島山頂は海抜259mで、片道1時間ほどで登ることができます。山頂はウッドデッキになっており、お昼休憩をとるのに最適です。山頂からはハウラキ湾に浮かぶ島々から西のワイタケレ山脈、東のフヌア山脈までオークランドのすべてが遠くコロマンデル半島まで、360度を見渡す大パノラマを楽しむことができます。噴火口も見ることができ、ランギトト島が火山の島であることを目の当たりにすることができます。

ランギトト島の見どころ②ラバーケイブ

ランギトト島の山頂から少し下に降りたところにある洞窟です。いくつか洞窟っぽいところがあるのですが、最も奥にあるものが神秘的で、見応えがあります。神秘的な光の入り方で、ラピュタの世界のようでした。足元が悪く、暗いのでライトで足元を照らしながら注意深く歩く必要がありますが、ぜひ行って欲しいスポットです。

ランギトト島の見どころ③ボーダーベイ(レックベイ)

レックとは沈没船という意味があり、古い沈没船がいくつもボーダーベイには残っています。モトゥタプ島への途中にあるので余力のある人はぜひ行ってみてください。片道30分ほどです。

ランギトト島への行き方

https://www.fullers.co.nz/timetables-and-fares/?from=AUCK&to=RANG

ダウンタウンのオークランドもしくはデボンポート埠頭から毎日フェリーが定期運航しているのでアクセスも簡単で便利です。時刻表はこちら(opens in new window)をクリックしてください。

詳細は環境保全省(opens in new window)のウェブサイトをご覧ください。

モトゥタプ島へアイランドホッピング

ランギトト島は、お隣の島「モトゥタプ島 Motutapu island」と短い橋でつながっているため、アイランドホッピングもできちゃいます。モトゥタプ島への直接のフェリーは就航していません。芝生が美しい島で、ランギトト島と少し趣が違うのが面白いです。ここは鳥の保護区にもなっていて、本島ではもう見ることができなくなってしまった貴重な鳥が数多く生息しています。

キャンプ場もあるため、「トレッキング」、「バードウォッチング」、「キャンプ泊」を遊び組み合わせて遊ぶことができます。

ランギトト島からモトゥタプ島キャンプ場までトレッキング!

参考サイト:1泊2日で歩いたルート

ランギトト島からモトゥタプ島へは、桟橋から海岸沿いのコース(Coastal Track)を右回りに進むと、東側にあるモトゥタプ島へ所要時間2時間半程度でたどり着きます。ほとんどアップダウンがなく、海、森、溶岩石が織りなす荒々しい景色を見ながら歩いていきます。一本道なので迷うこともありません。ちょっとしんどいけれど、その先にパッと視界が開けてモトゥタプ島と島に挟まれた海が見えてくる瞬間はたまりません!

https://naturenz.net/?p=1929

モトゥタプ島の西側から入ったら、キャンプ場のある東海岸「ホームベイ home bay」までは1時間半の道のりです。つまり、ランギトト島でスタートしてから計4時間でキャンプ場まで行くことができます。木々と溶岩石の荒い光景からは一転、どこまでも続く牧草地帯をフェンス沿いに歩いていく。まったく障害物がないだけに、素晴らしい景色です。帰りは別のコースを選択してもよく、どのコースを選んでもだいたい距離にして10km弱、4時間くらいに納まるはずです。モトゥタプ島のキャンプ場Home Bayは、ビーチフロントで広々とした芝生のキャンプ場がビーチの前面いっぱいに広がります。トイレもきれいで紙もついていますが、水はどうやら雨水を利用しているようで、蛇口には「沸騰してから飲んで」と注意書きがあったので、そこだけちょっとメンドウ。ビーチは透明度が高く、夏なら波の穏やかな海岸で水遊びができます。

https://naturenz.net/?p=1929

キャンプ地であるHome bay Wharf(右側中央やや下の湾)の左上に小さな森があり、ここを中心にキーウィが生息しています。日没後に歩いてみると運が良ければみられるかもしれません。現地にいくと看板には「Rotary Centennial Track」と名がついていました。

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